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ヘリコプターの墜落事故でイラン大統領と外相死亡。

 中東問題ですが、2日前のイランでのヘリコプター墜落事故により、イランの大統領と外相が死亡したことが確認されました。

 これが本当に事故だったのか?あるは暗殺だったのか?暗殺だったら犯人は誰なのか?大変難しい状況に陥りました。

 

 イランとイスラエルは、今年4月にイスラエルがシリアのイラン大使館周辺を空爆してイラン軍の将軍など7人を殺害し、その報復のためイランがイスラエルにミサイルを発射!その後、イスラエルがイランの核施設の近くの都市を爆破するという応酬がありました。その後、しばらくの間は何のニュースもなかったのですが、ほんの2日前の19日にイランでヘリコプター墜落事故で、イランの大統領と外相が死亡という、とんでもなくキナ臭いニュースが飛び込んできました。

 表向きの原因は、気象状況悪化による事故だろうと言われていますが、情報ではISISが犯行声明を出したとか、イランは「イスラエルの仕業だ!」と非難したということです。

 この問題のポイントは、真相などどうでも良いのです。被害者のイランがどう受け止めるか?が問題なのです。明確な原因は分かっていないのですから、イランとしては何とでも言えるのですね。イスラエルとこれ以上対立したくないのであれば「事故だった」と言えば良いし、この際、イスラエルを徹底的に攻撃してやろうと思えば「イスラエルの工作員の仕業」だと非難すれば良いのです。主導権はイランにあるのですね。

 イスラエルは「やってない」のなら、「やっていないことを証明」しないといけないのですが、イラン国内のことだから証明するための物的証拠を集めることは、ほとんど不可能ですね。

 だから、これから先どうなるのかは、イランの胸先三寸で決まってしまうのです。これから数日間はイランの発言や行動を注視しないといけないですね。

 

 ただ一つ言えることは、予言では「イランとイスラエルは大戦争することになっている」ということですね。問題なのは「何時からか?」ということだけです。「大戦争は必ずやる」のです。

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