« 「暑さ寒さも彼岸まで」というのは昔話。 | トップページ | 波乱が多い4月 »

中東情勢、危急存亡の刻か?!

 やっと長~い冬が終わって暖かくなり、桜も咲き始めて、花見を楽しもうかと思っていた矢先、とんでもないニュースが飛び込んできました!!

 イスラエル軍機が、シリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館周辺を攻撃し、イラン軍の軍事顧問7人を死亡させるという事件が発生しました。それに対してイラン政府は「イスラエルへの報復を宣言」いたしました!!

 ついに数カ月前に始まったイスラエルとハマスの戦争が、イスラエルとイランとの戦争へと拡大する可能性が高くなりました!!

 現在イスラエルはガザ地区のハマスとレバノンにいるヒズボラと戦争中ですが、ハマスとヒズボラの両方を軍事支援しているのがイランなので、遅かれ早かれ、イスラエルは何らかの形でイランを攻撃するのではないか?と予想はされていました。そして、その結果が深刻な事態へと発展するであろうことは、誰でもが予想できるはずです。

 

 もし、イスラエルとイランが戦争になるようなことになれば、イスラエル一国だけでは戦えないので、必ず米軍が参戦するでしょう。こうなると戦争がどんどん拡大して「中東大戦」になってしまうのです。米軍が参戦したら、イランと軍事同盟を結んでいる中国やロシアも参戦するでしょう。そうすれば、さらにEU諸国もイスラエル側について参戦することになるでしょう。日本も米国との関係でイスラエル側につかざる得ないですね。そうなると「中東大戦」が「世界大戦」へと発展する訳です。

 

 つまり、人類は「滅亡の危機」に直面するのです!!

 

 すでにイランは「イスラエルに報復すると宣言」している訳ですから、可能性として最も高いのは、「イランに報復される前にイスラエルがイランを奇襲攻撃する」ということですね。こうなるとイスラエルとイランの全面戦争は避けれないので、多分、現在米国がイスラエルに自重するよう説得しているのではないか?と思われます。

 もしイスラエルが自重するようであれば、国連でイランが非難するだけで終わるでしょうが、自重しなければ「中東大戦」に突入するでしょう。

 

 以上、これだけの解説だけなら誰でもできる普通の解説ですが、予言的にどうなるのか?というと「中東大戦」が起き、「世界大戦」にまで発展する可能性の方が高いです!!余程政治手腕の優れた政治家でないと、この事態を避けることはできないでしょう。避けることができればノーベル平和賞ものです!!

 「中東大戦」が起き、米軍の戦力が中東に集中した時、問題になるのは「中国はどっちを向くか?」ということです。今がチャンスとばかりに「台湾侵攻」を開始するか?中東の油田が破壊されたら中国経済崩壊どころか、世界経済が完全崩壊するので、イランを守るというより油田を守るために台湾侵攻を諦めて、イランに大軍を派遣するか?のどちらかになるでしょうね。

 いくら台湾や尖閣を占領しても、中東の油田が破壊されたら、占領した台湾や尖閣ごと国が崩壊しますからね。人口の多さが致命傷になるのです。国民を養えないから内部崩壊するのですね。

 「中東大戦」に発展したら、岸田政権では、この問題を乗り越えることはできないでしょう。イランとロシアと中国が同盟しているから、日本がイスラエルを支援したら、最悪、ロシアと中国は日本を攻撃して来ますからね。それが軍事同盟というものですからね。

 

 どうなるにしても、我ら庶民は成り行きを見守るしかできません。

|

« 「暑さ寒さも彼岸まで」というのは昔話。 | トップページ | 波乱が多い4月 »

ニュース」カテゴリの記事