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北京オリンピック

 毎日暑い日が続いて、もう、干物になってしまいそうです。暑いから、近くの(と言っても車で5分)コンビニに行ってアイスクリームを買おうとしたら、すべて売り切れで買えませんでした。( ̄□ ̄;)

 そんな毎日ですが、連日テレビでは、どのチャンネルに変えてもオリンピックだらけで、ニュースの内容もほとんどオリンピックの結果の放送です。果たして、これはニュースだろうか?オリンピック中継だろうか?迷うほどです。

 そんな中でちょっと気になったのは、水泳の平泳ぎで100メートルと200メートルで金メダルを獲得した北島選手のことです。

 ニュースやワイドショーでは、その北島選手の不振だった頃の苦労や練習方法などをいろいろ紹介しておりました。確か「ピンポン」(TBS系 午前11時~午後1時 毎週月~金)でしたか、北島選手の独特は呼吸法の練習を紹介していました。

 「ペットボトルの底に穴を開けて呼吸する」わけですが、なかなかやって見るとシンドイらしいです。

 私はこれを見て、「ホ~、ヨーガの呼吸法のような練習をするんだな~」と関心しました。北島選手は不振だった時に、いろいろ苦労して、不振から脱出するためにいろいろ観念工夫したんですね。

 私もヨーガを初めて始めた時には、呼吸を長くするためにストローを使って長く吐く練習をしたものです。当時はペットボトルなどなかった時代ですから、まあ思いつくものとしてストローを使ったわけです。

 北島選手の呼吸の練習方法は、肺を強くしてより多くの酸素を摂りいれるようにするものだったそうですが、私はそれ以外にもっとすばらしいものを獲得したのではないかと考えます。

 このような北島選手の呼吸の練習法は、必ず、スワジスターナ・チャクラとかマニプラ・チャクラに影響を与えてしまうのです。すると「胆」ができて来るわけです。どんな大きな舞台でもけっして動じることのない「不動不惑の精神力」が身につきます。

 私の学生時代の頃は、日本選手は大きな大会では力を発揮できずにいつも敗退していました。その原因は何か?ということをレポートにして出しなさいと言う体育の講義が学生時代にありました。

 そのレポートに、私は「技や筋力の訓練をしても、胆の訓練をしていないのが原因である。そして、胆の訓練は科学的な方法で訓練できる。としてヨーガの方法を書いた」のを覚えています。

 三国志の英雄で趙雲子龍(敵軍100万人の中を赤ん坊を抱いて、ただ一騎で駆け抜けた豪傑)を称える言葉に「子龍、一身これすべて胆なり」(劉備曰く)というものがあります。

 これと同じように、スポーツ選手も戦国武将のように「胆」が鍛えられていないといけないわけです。戦う前から精神力で相手を打ち負かしていないといけないわけです。

 北島選手は25歳ですから、年齢的にあと一回オリンピックに出れるかどうかわかりませんが、引退して後進の選手を育ててもすばらしい選手を育ててくれるでしょう。また、4年後が楽しみですね。

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