報道記者は反省を
日曜日の昼の番組で「たかじんのそこまで言って委員会」(読売テレビ系)という討論番組があるのですが、そこで報道記者のあり方についていろいろ討論していました。大体が報道記者に対する批判でしたが、私も報道記者に対して少し言いたいことがあります。
それは記者というより、その記者を現地に派遣している上司の方々に言いたい。「なぜもっと優秀な人材を使わないのか。」これも午後の番組ですが、「ちちんぷいぷい」(毎日テレビ)で、何時でしたか、確か福田首相と小沢民主党代表と会談があった日だと思うのですが、司会の角淳一氏が「何で、報道記者に新入社員を使うんだ。もっと40歳くらいの経験のある人間を現場の記者に使うべきではないのか。」このようなことを言っていました。
まさにその通りだろうと思います。さすがにテレビの仕事を何十年もやって来た人であると思います。本当に報道記者の低次元な質問には「うんざり」します。経験の少ない若い記者を国会に報道記者として派遣している上役は何を考えているのだと思います。
それと現地レポーターは「噛むんじゃない!ハッキリ喋りなさい。」新入社員といえどもプロですから、ハッキリした口調で報告して下さい。上役はハッキリ喋れない人をレポーターにしてはいけません。ちゃんと人選して下さい。レポーターにするのなら、それなりの教育が必要です。特に、政治記者は政治に関する基礎知識は必要です。
「たかじんのそこまで言って委員会」でも言っていましたが、ニュースを扱う番組は少し軽々しく喋り過ぎるのではないかと思います。例の香川県坂出市の事件においても、外面だけ見て「被害者に父親を犯人ではと疑う言動」は絶対に許せないと思います。事件の真相がはっきりわからないうちから憶測で喋るのではない。けしからんことです。今回の香川県坂出市で起きた事件に対して憶測だけで被害者の父親を犯人扱いのような言動があった番組は、即刻、打ち切りにするべきでしょう。
いくら報道や言論の自由があるといっても他人の人権を無視した言動が許されるのでしょうか?相手が公人なら別ですが、一般人ならそれなりの配慮が必要です。報道関係の人はよく反省して下さい。自らの失策が原因で「報道・言論の自由が法律によって規制されないように」もっと気を配るべきです。
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